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Maldivian Stars のスタッフからのダイビングレポートをお送りします。
by maldivianstars
お詫び
はな(鈴木久美子)です。
今週はミーム・フェリドゥ環礁ツアーの予定でした。
ところが3月24日火曜日の2本目のダイビングをしたフェリドゥ環礁とミーム環礁の間にあるワッタルでのドーニの座礁によりミーム環礁まで渡ることができず、またドーニの座礁している間、ダイビングができなかったこと、ご参加いただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
詳細はカオリータ(前井馨)からの報告がありますが多少重複しつつも私、鈴木久美子からもご報告とお詫びをさせていただきます。

ドーニが座礁した際に私のチームの内の2名の方と私がドーニに向かうこともできず、約30分ほど流されました。ドーニのクルーも私たちが水面にいることは承知していたし、フロートもあげており、遠くから母船が近づいてきていたのでディンギーで迎えに来てくれることと思っていたのですが、ディンギーもドーニの水をかきだす作業などのために忙しく私たちは放置されたままでした。結局流され続けた私たちは少しでもドーニ側のほうに水中で戻れたらという私の判断で再潜降してしまったこと。その後、他のチームは母船やディンギーで拾われて私たち3人がまだ発見されずにいたので心配されていたこと。全て私、鈴木の判断ミスによって引き起こされました。
流され続けた時点でその2名のお客様にもお願いしてフロートを上げてもらい、リーフに上がって待つべきでした。
一緒に流されてしまったこの2名の方々にも、また船で私たちのことを心配してくれていた他の方々にも大変申し訳ないことをしたと反省しております。
幸いにも私たちの浮上後、すぐにディンギーが迎えに来てくれたので母船まで戻ることが出来ました。

環礁と環礁の間にある無人島で座礁したために携帯の電波が充分に届かずなかなかボートオーナーなどに連絡が思うように行かなかったことも災いし、ドーニの復旧作業にも時間がかかりました。ドーニがリーフから海に引き戻されたのは翌日になってからでした。
結局この日はダイビングをすることができずにフェリドゥ環礁の南端まで戻るのが精一杯でした。

ツアーの前半はハンマーヘッドやイルカの群れを見るなどなかなか好調なスタートだったのにドーニ座礁事件によりやむなく中断してしまいせっかくの皆様の楽しい休暇になるはずであったものが台無しになってしまったこと、残念に思っております。

漂流の件については今後二度と判断ミスを犯さないよう適切に冷静に対処するように心がけていきたいと思います。

ご迷惑をおかけした皆様本当に申し訳ございませんでした。

by maldivianstars | 2009-03-28 13:33
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